理数科1年生が参加しています、2泊3日のSSH研修会、初日は「Science English Tour」を体験しました。
外国人講師の先生をお招きして、日本科学未来館を見学する特別企画です。少々難しい単語でも、目の前に展示があることでイメージが膨らみます。生徒がよく分からない様子でも、講師の先生はいろいろと話しかけて下さいました。
Science English tour の合間に「Green Chemistry」の実験も体験しました。
化学実験に関わる安全への意識を喚起しながら、危険性のより少ない、環境への負荷の少ない実験方法を(そうではない方法と比較しながら)体験しました。
カリキュラムの中で実験の時間をある程度確保しているためでしょうか、(お世辞かも知れませんが)「結構実験に慣れていますね」と講師の先生から話していただきました。
そして、日本科学未来館を離れても、Science English Tour は続きます。
夜の部はホテルにて、午後の活動の振り返りと科学論文の読み込み、さらに英語スピーチで1日の活動の締めくくりとしました。科学論文にはなじみのない単語もいくつか含まれており、生徒の困る様子もみられましたが、講師の先生のサポートと生徒達の奮闘で、何とか全日程を終えました。
夕食後から夜の研修までの短い自由時間にも、積極的に講師の先生と話し合う生徒の姿が見られ、大変頼もしく感じました。英語漬けの1日でありました。
Science Dialogue 事業に理数科の1、2年生が参加しました。この事業では、研究のために日本の大学に所属していらっしゃる海外出身の方が、日本の高校生を対象に講演をして下さいます。今回は、地域の人々の生活が地域環境(自然環境)に与える影響について、京都大学で研究していらっしゃる Krishna 博士にご講演いただきました。
ご講演の内容は、Krishna 博士の母国ネパールの自然や文化の紹介から、日本の食糧自給率から考える日本と世界の関わり、さらにご自身の研究分野に至るまで幅広く、とても熱く語って下さいました。
最初から最後まですべて英語でお話し下さいました。生徒達が自分の英語力を知る面でも、大きな刺激を受けたことと思います。